人材派遣について
人材派遣とは?
人材派遣とは、1985年に労働派遣法により認められた雇用形態です。人材派遣のシステムは、派遣先企業、人材派遣会社、派遣スタッフの3者でなりたっています。
あなたが、派遣社員として働こうと思った場合、まず、人材派遣会社に登録します。
そして、その人材派遣会社に紹介された派遣先の企業で働くことになります。
つまり、雇用関係は人材派遣会社にあり、実際の仕事は派遣先の企業となります。
これが、人材派遣と正社員を比較した場合に大きく違う点です。
派遣社員の場合、給料の支払いや、社会保険などは、雇用関係を結んでいる
人材派遣会社が受け持ちます。欧米では、人材派遣のシステムは以前から定着しており、
こういった雇用形態の特徴から、正社員、パート・アルバイトに次ぐ第三の雇用形態と
言われています。バブル崩壊後、日本の終身雇用制度は事実上崩壊しました。
今後、企業に依存しない、人材派遣システムは労働者にも企業にも必要不可欠な
システムとなっていくでしょう。
人材派遣のメリット
派遣社員の一番のメリットは、なんといっても自分のライススタイルに合わせて仕事が選べるということではないでしょうか?
資格取得のための勉強をしている方や子供がいる主婦は、
極端な話、週に3日勤務や1日4時間以内といった、条件で仕事を選ぶことができます。
また、経験やスキルがあれば、正社員としては入社できない一流企業でも働くことができます。
その職場でスキル向上させれば、さらに専門性を高めることができるので、
さらに大きな企業働くことができるという好循環が生まれます。
このように専門性を磨くこともできますが、それ以外にも、様々な企業で働き、
色々な実務経験を積むという選択肢もありますので、自分のキャリアプラントを考えながら
仕事を選ぶことができるのも、派遣のメリットではないでしょうか。
人材派遣のデメリット
派遣社員にはメリットもありますが、デメリットもやはりあります。派遣社員の場合、仕事の期間(約3ヶ月程度)は契約で決まっているため、
契約期間が終わってしまうと、仕事がなくなってしまいます。
そういった意味では、とても不安定な雇用形態でもあるんです。
今は、だいぶ変わってきましたが、契約社員の場合、正社員と比べて信用度が低いため、
住宅ローンやクレジットカードなど借りづらいのは確かです。
また、契約社員は契約期間があるため、
責任のある仕事や長期にわたる大きな仕事は任せてもらえない場合もあります。
契約社員の給料は、時給なので、休みなどが多い月などは、給料が極端に減ってしまいます。
特にGWやお正月休みなどの長期休暇は、せっかくの休みではありますが、
派遣社員の方には厳しい休みになりそうです。
まだあるのかと思われるかもしれませんが、最後に一つだけ。
派遣社員は、交通費がでない場合が多いです。
でる派遣会社もありますが、それは少ないと言えます。
派遣会社を選ぶときは、そのあたりも確認した方がいいかもしれませんね。
紹介予定派遣とは?
一口に派遣といっても実は、いくつか種類があります。これまで派遣について説明してきた内容は、
一般労働者派遣(登録型派遣)といわれる雇用形態のものです。
もう一つは、紹介予定派遣と呼ばれるものです。
これまで、派遣とは、派遣スタッフとして働くことを希望している方が、
派遣会社に登録し、派遣会社に紹介された取引先の企業で働くスタイルのことでしたね。
しかし、紹介予定派遣はこの雇用形態とはちょっと違います。
紹介予定派遣とは、派遣社員として派遣先の企業で、
原則として最長6ヶ月働いた後に、派遣先企業と本人双方の合意が得られれば、
そのまま、正社員として働くことができるという派遣スタイルです。
紹介予定派遣を利用すれば、正社員になる前にその企業で働くわけですから、
就業後のミスマッチが軽減されるというメリットがあります。
また、実際に働きながら自分をアピールすることもできますので、面接や採用試験では、
なかなか理解してもらえない自分の長所アピールすることもできます。